前立腺肥大はそのまま放置していても生命にかかわるような病ではありません。ただし、残尿が多く発生しているような状態の場合は、腎機能障害が起こる場合もあります。また、前立腺がんが合併している場合や、糖尿病など他の病気が隠れている場合もあります。前立腺肥大症も、前立腺がんも、それ自体はそれほど神経質になる必要はありませんが、快適な日常生活を送るためには、早めに専門医の検査を受け、適切な治療を施すことが賢明です。前立腺肥大症の診断は、まず、どのような状態なのかを確認します。次に触診や超音波検査で前立腺の大きさや残尿の程度を調べるためにPSA(前立腺特異抗原)血液検査もしてもらうと良いでしょう。血液検査は簡単で、しかも精度が高いものですので、高齢で何らかの排尿障害がある場合は、一度見てもらうと安心です。
